キャンプ場を利用する前に、まずどこにキャンプへ行くか悩みますよね。
「景色がいい!」「子供が遊べるアスレチックがある」という理由で選ぶのももちろんアリです。
それが目的でキャンプするほうが自然ですよね。
しかし、初めてのキャンプで利用方法を確認せずに行くと当日現地についてから「事前に確認して準備しておけば…」なんてことにも。
でも「キャンプ初めて」の人には何を確認すればいいのか正直分からないですよね。
今回はそういう初めてのキャンプの方に、キャンプ場のどういった情報を事前に確認しておくべきか注意点をまとめました。
一緒にチェックしていきましょう。
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それぞれのキャンプ場には管理会社がある
コテージに泊まるならまだしもキャンプ場って広い芝生とか、森の中でするでしょ?
管理する人とかいるの?
実はこれ、私の昔のキャンプ場のイメージです汗。
昔、田舎にキャンプ場があったのですが来る人が全くいなくて管理棟とおぼしき所も無人…。
実際に運営しているのかどうかよく分かりませんでした。
仮に運営していたとしても初めて来た人は戸惑ったことでしょう。
しかし、それは昔の話。
今はHPやSNS等で各キャンプ場の運営状況が確認できる所も多いです。
各キャンプ場の情報もネットの口コミで事前にチェックできます。
それでは、まずキャンプに行く前にHPを確認しましょう。
一番は「利用する日の空き情報」。
そして、キャンプには「キャンプ利用にあたってのルール」があるのです。
それらを順を追って確認していきます。
という訳で、今回は滋賀県長浜市の「ウッディパル余呉」のHPを参考に、キャンプ場を申し込む際の確認事項をチェックします。
画像引用元:「ウッディパル余呉」
「ウッディパル余呉」は滋賀県長浜市にあるキャンプ場です。
同じ「長浜」でも、あの有名な長浜ラーメンは九州は博多名物なので地名違いです。
しかし、長浜市はある中世の偉人のゆかりの地として有名なんですよ。
三英傑の一人豊臣秀吉公です。
当時はまだ羽柴秀吉という名前だった秀吉公が主君より初めてもらった領地が長浜でした。
そして初めて一国一城の主として築いたお城が長浜城なんです。
さらに秀吉公の側室の茶々(淀君)が生まれ育った小谷城跡もあり個人的に一度じっくり回りたい土地なんです。
その他にも近隣には日本百名城のひとつ彦根城があります。
一時期ゆるキャラ’’ひこにゃん”で有名になりましたね。
また織田信長が築城した幻の城安土城跡もあり、お城ファンにはたまらない地域なんですよ。
めっちゃオススメです。
そして「ウッディパル余呉」には以下の4種類のアウトドア宿泊エリアがあります。
・キャンプ場(樹間サイト)
・オートキャンプ場
・フリーオート
・サイトコテージ
同じ敷地とはいえ、それぞれ利用方法が異なります。
次は、この4種類のキャンプ場の違いを見比べつつ確認事項をチェックしていきたいと思います。
チェックインとチェックアウト
管理会社があって、場所のレンタルをするということになるので、でもちろんチェックインとチェックアウトがあります。
キャンプ場の場所を貸すということはホテルや旅館に泊まる同じ感覚ですね。
キャンプ地それぞれに、チェックイン&チェックアウトの時間が決まっていますので注意しましょう。
「ウッディパル余呉」の場合。
【とまる】からキャンプ場の項目を確認するとチェックイン時間とチェックアウトの時間が確認できます。
HPを確認してみました。
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画像引用元:「ウッディパル余呉」
「最終17:45までの入場をお願いします」と記載がありますが、つまり最終チェックイン時間のことですね。
日中にキャンプの準備をして、夕方から夜にかけてキャンプ飯を楽しむというイメージです。
2日目、チェックアウト時間は12:00なので朝ご飯を食べて撤収作業、と考えると時間にゆとりがありますね。
このような時間を組むキャンプ場がほとんどです。
では「ウッディパル余呉」に併設されているコテージのチェックイン&チェックアウト時間は…。
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画像引用元:「ウッディパル余呉」
一般的な旅館、ホテルと同じような時間ですね。
人数によっては、寝る時はコテージとキャンプ場分かれるという利用方法もあります。
コテージはキャンプ場の利用とチェックイン&チェックアウト時間が異なるので注意が必要ですね。
車の乗り入れが可能か否か
以前スバルのCMで車の横に焚火を囲んで男同士の夜のキャンプを楽しむ映像がありますよね。
自分が設営するテントの横に車を横付けするのも何かと便利なので、つい乗り入れが当たり前だと思ってたりしました。
「車を横付けできると思っていたが現地についてから車乗り入れ不可を知った…。」
要注意です。
荷物運びはめっちゃ大変なので…。
ただでさえ荷物が多いキャンプで、一つずつ荷物を手にもって往復するとなると荷物を運ぶだけで重労働です。
横付けできず駐車場とキャンプ地を荷物の運搬に何往復もすることになりますから。
アウトドアワゴンのような運搬用のワゴンをもっていれば、ワゴンにいれて引っ張るだけなので往復も少なく済みます。
ちなみに、どうしても駐車場から遠いキャンプ地を利用しなければいけない場合はコールマンのアウトドアワゴンはめっちゃ便利。
持っていて損はない一品です。
画像引用元:楽天
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耐久重量100㎏で荷物積み放題です。
キャンプ用品ですが、陶器を大量に買い込む有田焼の陶器市でも大活躍でみなさん結構使用されていました。
驚くことに大人の買い物に付き合い疲れたお子さんが荷物と一緒にワゴンの中で寝てたり(笑)耐荷重100㎏はさすがです。
話がそれましたが、本題に戻ります。
車乗り入れができるかどうかは名称で見分けることができます。
もう一度「ウッディパル余呉」のキャンプ場の種類を確認しましょう。
・キャンプ場(樹間サイト)
・オートキャンプ場
・フリーオートサイト
・コテージ
オートの文字が確認できましたね。
そうです。
オートという文字が入っていれば基本的に車乗り入れOKです。
では、オートの名前がないキャンプ場(樹間サイト)を確認するとしてみましょう。
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画像引用元:「ウッディパル余呉」
「※お車は横付けはできませんが…」という形で注意書きがあります。
樹間サイトとあるように木があるぶん日陰等も作りやすいのはキャンプとしては良い面ですね。
でも、車の横付けができないという不便な面がついてくるのはデメリットであるということが確認できました。
区画があるか否か
では、最後に残った
・オートキャンプ場
・フリーオートサイト
こちら2つのキャンプ場の違いを確認しましょう。
どちらも車横付け可能であることは名称で確認できました。
基本的に’’フリー’’という名称がついていれば「区画がなく利用料を払えば出入りOK」という意味です。
「ウッディパル余呉」の場合冬季はゲレンデになる「赤子山スキー場」をフリーオートサイトとして使用しています。
一面に芝生が広がっており区画はありません。
HPに実際の様子が写真で載っていました。
![]()
画像引用元:「ウッディパル余呉」
ゲレンデだけあって斜面の箇所もあります。
シーズンオフのゲレンデをキャンプ場として開放している所では、ゲレンデだけあって標高500m以上の所もあるので夏でも比較的涼しいキャンプを楽しめます。
では、フリーキャンプ場とは異なるオートキャンプ場とは何を指すのでしょう。
それはフリーではない、つまり「区画がある」ということです。
料金面からも比べてみましょう。
フリーオートサイト
☞1名様 500円/1泊、車両入場料 500円/1泊
当日先着順なので場所は早い者勝ち
オートキャンプ場
☞1区画 4000円
予約制で区画が確保されているので、時間に余裕をもってキャンプ場に行くことができる
区画が決まっているだけで差が歴然です。
区画がはっきりしていると時間を気にせずに現地に行けますし、プライベートも保ちやすいですからね。
初心者の方はオートキャンプ場がオススメです。
オートキャンプ場はどういう全体像なのかイメージが浮かびますか?
マキノサニービーチ知内浜オートキャンプ場さんのMAPを参考にご紹介します。
滋賀県の琵琶湖湖畔にありオートキャンプ場しかないキャンプ場です。
画像引用元:「知内浜オートキャンプ場MAP」
キャンプ場の情報はこちらから☞「知内浜オートキャンプ場」
番号がびっしりです(笑)。
私も初めて見たときは驚きました。
フリーキャンプ場と異なり、厳格に場所が区画されています。
事前予約制をとっている所が多いので、人気のキャンプ場だとなかなか予約も取りづらいのだとか。
ちなみにMAPにある北浜サイトで予約を取れれば目の前が琵琶湖なのですぐ泳ぎに行けて最高です。
ゲレンデなどを利用した「フリーオートキャンプ場」と、区画がはっきり決まっている「オートキャンプ場」。
利用方法の差が大きいので要注意です。
ゴミ捨て可か否か
キャンプは準備から設営と何かと事前準備が肝心です。
キャンプ場に着いてからもなかなか休まる時間がないので、ついつい後片付けのことを忘れがちです。
いや、そりゃそうですよね。
キャンプを予約するときはいかに楽しめるかというとこ見てえらびますよね。
いざ帰るときになって「ゴミはどこに捨てるのかな…」と、その時になってゴミ捨てのことに気づいたりすることありますよね。
キャンプ場は、キャンプ場で出たゴミを回収してくれるキャンプ場と回収してもらえないキャンプ場に分かれます。
「ウッディパル余呉」の場合はこのような記載です。
画像引用元:「ウッディパル余呉」
「ゴミの持ち帰りの分別袋を用意してください」と記載されています。
「ウッディパル余呉」はゴミ捨て不可でゴミの持ち帰りが必要なのでご自身の地域のゴミ袋を用意して持って行きましょう。
要注意点は分別袋が指定ゴミ袋か否かです。
「ウッディパル余呉」とは逆にゴミ捨て可のキャンプ場を利用するときに注意してください。
事前に用意しても市町村によっては受付てもらえず、指定ゴミ袋を買いなおす手間がかかる不便なキャンプ場もあります。
ゴミ袋種類に関してはQ&Aのページ等にも詳細が書かれていることもあり、また総合案内所でキャンプの備品と一緒に購入できるケースが多いです。
事前に確認しましょう。
自分が出したゴミはルールに従って各自が責任をもって処理しましょう。
まとめ
一口にキャンプといっても日本中あちらこちらにたくさんキャンプできる場所があります。
そしてそれぞれのキャンプ場はルールも違います。
今回記事を書くにあたりいろいろなキャンプ場のHPを比べさせてもらいましたが、同じように利用できるキャンプ場はそうないです。
事前準備がカギとなるキャンプ。
キャンプ場を選ぶ前に是非利用方法を確認しての予約をオススメします。
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