海外旅行を計画する時って、本当に楽しいですよね。
あれこれ思いを巡らせている時って、本当に幸せ。
旅の計画をして、申し込み、パスポートの準備完了。
このタイミングで海外旅行保険の準備も忘れないように手配しておくといいですね。
その「海外旅行保険」ですが、入り方によって保険料が違うって知ってました?
クレジットカード付帯の保険にも2種類あるって知ってました?
空港に向かう車の中で「あっ、保険に入るの忘れてた!!」なんてこともあるかも・・・。
忘れていたことに気づいたあなたは幸運の持ち主!!
まだ間にあう保険がありますよ。
何かトラブルがあってから「あーっ!!しまった。保険入っていない」と後悔しても、もうどうにもなりません。
海外に出かける時は無保険は本当に危険です。
そんなに危険?
確率から言えば低いし・・・。
確かにそうです。
しかし、当事者になった場合、考えもしないような大きな金額を請求されることだってあるのです。
仕方ありません。
請求されたものは何とか支払うしか方法がありません。
だれを責めることもできない保険は「自己責任」なので。
保険の話をするとき、いつも例に出すのがこのサイトの管理人リョウタさんの経験。
是非、多くの人に読んでほしいと思います。
海外旅行保険の重要性分かっていただけましたか?
その保険ですが「自分にあった補償を選ぶ」ことと「どこで入るか」ということが問題になります。
保険はどこで入っても同じでしょ。
私も以前はそう思っていました。
でも、実はそうでもないのです。
保険の補償内容が同じなら、保険料も安い方がいいですよね。
入り方によって保険料が異なったり、入れる保険が異なったり・・・。
今回は知らないと損をする、保険の入り方のお話です。
では、どんな入り方があるか、あなたにとってベストな選択は何か、一緒にみていきましょう。
コンテンツ
海外旅行保険の入り方~いつから、いつまで入れるの?
忘れないように早めに保険の申し込みしておけばいいんですよね。
じゃ、いつからその申し込みできる?
一般的には45日前から(60~90日前からというものもあります)加入できます。
そして、保険に入ることができるリミットは出国までです。
日本の地を飛び立ったら、もう日本の海外旅行保険には入れません。
電話でも、ネットでも、割増料金になってもいいからと言っても、もうどうしようもありませんね。
出国直前まで入ることのできる保険ですが、「航空機遅延等保障特約」に関しては2日前までとなっています。
飛行機が遅れたり欠航する原因の多くは天候によるもの。
飛行機も、台風が直撃しそうなのに飛び立つわけにも行きませんね。
保険は基本的に「予測できない事態に備えるもの」であって、
「台風がくるみたいだから、保険に入っていればもし飛行機が飛べなくても宿泊するホテル代は保険ででるんでしょ。」
と、前日になって急に駆け込み加入するのは残念ながらダメです。
また、保険代金を銀行やコンビニで支払う場合は、決済の都合上前日までに支払っておいてくださいね。
余談ですが、航空機関連の補償に「手荷物遅延補償特約」というものがあります。
これって、6時間以上荷物が手元に届かなかったら、荷物の中に入っている生活必需品や身の回りのものの購入実費を補償するものです。
着替えだったり、洗面用具や化粧品等々。
知ってました?
手荷物が完全に紛失してしまったら、航空会社はその補償をしますが、遅れた場合は一切の責任をとらないのだそうです。
だって、手荷物が手元に届かないと色々支障をきたしますよね。
なのに、なぜ??
航空会社の言い分はこうです。
「寄託手荷物は搭乗便以外の便で輸送する可能性がある」ということを約款に記してあるのだそうです。
乗った飛行機に一緒に荷物を積み込まないこともある・・・って、そんなこと言われても・・・。
日本の長距離バスなんて、大きな荷物はそのままトランクに積んでくれますよね。
そして、降りる時に直接手渡してくれますよね。
飛行機の場合、そこまでいかなくても、せめて同じ飛行機に積んでもらえないんですかね。
紛失してしまっても(ANAの場合)最高15万円までの補償だそうです。
旅の途中で、「やっとみつけた高価な民芸品がたくさん入っていた」としてもです。
生活に密着しない、趣味で購入したものまでは補償の対象にならないんですって。
それなら、預けたものなんだから責任を持って運んでくださいよという話になりますよね。
さて、本題「海外旅行保険の入り方」のお話に戻ります。
海外旅行保険の入り方~どこで申し込む?
国内の保険加入の窓口はいくつかあります。
それは
・保険代理店
・旅行代理店
・インターネット
・空港
・クレジットカード付帯の保険
です。
順を追って説明しますね。
・保険代理店
街でよく見かける〇〇保険。
保険のことが全く分からなくても、専門家の話を聞きながら保険選びができるので安心です。
旅慣れない方は、旅の計画をたてたら、面倒くさがらずに一度保険代理店に行って相談することをお勧めします。
そして、しっかりと話を聞き、知識を得て・・・ここで加入するのはちょっと待ってくださいね。
保険代理店で加入すると保険料が高くなってしまいます。
話を聞いて大体のことが分かったら、後でお話するネットで加入するのが私の一押しの方法です。
でも、代理店で相談することのメリットは保険のプロに相談できること。
旅行中にどこへ行って何をするか、等々、きちんと話してアドバイスを受けましょう。
旅先で、例えばスカイダイビングなんてする予定があれば、ネット加入はできません。
「スカイダイビング」は一般の保険では「危険なスポーツ」という扱いになり、保険加入の窓口がうんと狭くなります。
そういう場合がプロの腕の見せどころ。
しっかりと聞いてアドバイスを受けましょうね。
・旅行代理店
旅行を申し込むときにとりあえず保険も一緒に加入するパターン。
旅行も保険も一度に手続きができるので便利です。
面倒くさがり屋の私はいつもこのパターンでした。
勧められる保険に、言われるがまま加入していました。
でも、ある時気づいたのです。
同じ補償内容の保険が、実は半額くらいの保険料で入れる方法があったのです。
それが次のネット加入です。
保険って、どんな経路で加入しても、補償やサポートは全く同じです。
それなら、保険料安い方がいいですよね。
・インターネット
ネット環境さえあれば、いつでも加入できる便利な方法です。
しかも、保険料が安い!!
旅慣れている人の多くはこの方法で加入していますね。
別に旅慣れていなくてもネットを開けば「海外旅行保険比較サイト」みたいなものがずらっと並んでいます。
「パソコンは苦手だ」という年代層の方も、そんなにハードルの高いものじゃないです。
わかりづらいことは保険会社に電話して直接聞けば丁寧に教えてもらえますよ。
ネット加入はなぜ保険料が安いのでしょうか。
それは簡単なこと。
店舗を構える必要がなく、人件費も抑えることができるからです。
店舗加入より3~5割、保険によっては7割も保険料が安いということもあるようですよ。
・空港で加入
うっかり保険の加入を忘れていたり、急な出国であわただしく余裕がなかったり・・・なんてこともあるかも知れません。
大丈夫です。少し余裕を持って空港に行ってくださいね。
出国前であれば、空港で保険に入ることもできるんです。
空港での海外旅行保険加入については、このサイトのライターReoさんが詳しく書いていますので次のブログ見て下さい。
・クレジットカードに付帯している保険
最も簡単便利な方法です。
皆さんの持っているクレジットカードを一度確認してください。
今は本当に多くの人がクレジットカード持っています。
お店の店頭で「今カード作ると1000円の商品券差し上げます」なんて言われて、先日もまたカード一枚追加してしまいました。
いつもながら、カード作っても口座登録はしないパターンのカードですが。
このサイトのライターあずまっちさんがブログの中でクレジットカード付帯の保険についても書いているので是非ごらん下さい。
一つだけクレジットカードの保険に関しては確認しておかなければならないことがあります。
それはカード持っているだけで自動的に保険が有効になる自動付帯のカードと
決まった条件を満たさないと保険が使えない利用付帯のカードがあるということです。
そのことについてもあずまっちさんが上のブログに書いていますよ。
あなたのお持ちのカードどちらでしょうか?
海外旅行に出かける時は是非確認して、保険が使える状態で出かけましょう。
海外旅行保険の入り方~リスクがあって保険加入が難しい場合
保険加入するときに、便利なネットでの加入ですが「告知項目」が設定してあり、リスクのある人は加入できないことがあります。
「黙っていればわからないでしょう」と告知しないで保険加入をするのは厳禁ですよ。
それ「告知義務違反」になり、あとで面倒なことになりかねません。
そのことについては、このサイトのライター「旅と写真をこよなく愛する」りゆさんがブログ書いていますので見て下さいね。
そのリスクですが、「リスクのある人」には「リスクのある人用の保険」があります。
例えば、多くの保険には年齢制限がある・・・そんなの冷たすぎますよね。
高齢の人だって元気に旅行している人はたくさんいます。
「元気度」じゃなくて「年齢」で線を引かれてしまうんですよ。
おばあちゃん愛をもってReoさんがブログ書いていますよ。
持病があっても、そんな理由で保険入れないって、これも納得いかない!!
では、持病があっても入れる保険に入りましょう。
「危険なスポーツ」と称されるものを体験するのであれば、ネット加入はできません。
保険会社の窓口で相談してみましょう。
保険料は高くなりますが、専用の保険もあります。
また、渡航先でスカイダイビング等「危険なスポーツ」と言われるアクティビティにチャレンジするのであれば、現地で申し込みをする際に保険が用意されている場合もあります。
そういうケースでは、きちんと下調べをしておきましょうね。
海外旅行保険の入り方~出国までに保険加入をしていなかったら・・・。
急に海外滞在中の友人に誘われて、合流し一緒に旅行に出かけることになりました。
飛行機のチケットを手配して、日程調整をして、やっと出かけることができた。
ちょっと待って。海外旅行保険に入っていない!!
えっと、私のクレジットカードは・・・どうしよう。利用付帯のカード。
私・・・、無保険のままだ。
まっ、仕方ないか。
でも何だか胸騒ぎ。
オ―ストラリアにいる友達と合流して、2週間の予定でヨーロッパ満喫プランなんだけど、大丈夫かなぁ。
こんなことだってあるかもしれませんね。
もう対処のしようがありません。
でも、最後に救いの手を差し伸べてくれるのは海外の旅行保険。
オンラインで加入できる保険です。
一つ目は「グローブパートナー」(ドイツ)
この保険会社のメリットは代理店(フランス)へ電話すると、日本語対応をしてもらえること。
保険会社のサイトも日本語のものがあるので安心です。
補償内容が医療費中心となっており、携行品損害についての補償はなし。
申し込み画面は次のような感じです。
私の海外旅行の選択肢にある「インド」、一応10日間の設定で保険料を試算してみました。
結果・・・50.40ユーロ(令和2.3.19 1ユーロ118.32円換算で約6000円ということになります)
日本語で最終的な決済まで行えます。
二つ目はワールドノマド(オーストラリア)
申し込みから決済まで全てオンラインで行えます。
その魅力は何と言っても補償範囲の広いこと!!
持病があっても、妊婦さんであっても、危険と言われるスポーツも
日本の保険でいう「リスク」なんて関係ありません。
もちろん、航空機関連の補償もばっちりついています。
先にお断りしておきますが、全部「英語」です。
「英語?じゃ私はダメだ」とあきらめないで下さい。
Google翻訳なんて便利なものもあります。
うまく活用してください。
大きな額の保険金請求などになったら、通訳さんにお願いすればいいですよ。
多くの地域をカバーしていて、長期の旅行になると、日本の保険会社に比べれば保険料も安い。
ということで、バックパッカーなんかに人気があるようです。
グローブパートナー同様の条件で試算してみました。
申し込み画面はこんな感じです。
行先の国と出発日・帰国日・年齢を記入して
Get a Price
をクリックすると次のようなプランが出てきます。
スタンダードプランで(令和2.3.19現在1ドル108.44円ということで計算すると)約10735円という結果になりました。
ちなみに、医療費の高額なアメリカは別枠になっています。
アメリカで桁外れの治療費を請求された場合(この保険はキャッシュレスサービスがないのが欠点)、支払いのキャパ超える場合も出てきます。
当然ですよね。
そんな大金用意できない!!
こんな場合どうすればよいのか問い合わせた奇特な方がおられました。
その方の話によると、そういうケースでは保険会社が直接医療機関に支払いをしてくれる場合もあるそうです。
また、緊急を要する場合、「Japanese Please」というと、日本語での対応もしてもらえるそうですよ。
スタンダードプランで、医療費は約5憶円の補償がついています。
Explorer Planは無制限。
もう、こうなったら、5憶と無制限の差なんて私の感覚ではどんなケースがあるのか分からないです。
詳しくは公式サイトでご確認下さい。
ワールドノマド公式サイト
まとめ
海外旅行ってその人を大きく成長させてくれます。
どんどん出かけて行ってほしいと思います。
旅を収穫あるものにするために不安要素は一つでも減らしていきましょう。
その一つに海外旅行保険の存在があります。
実に様々なプランの保険が販売されていますが、自分に必要なものを見極めて契約しましょう。
保険加入の窓口はいくつかありますが、自分にどの方法があっているか考えながら、できるだけ早めに準備をすることをお勧めします。
もし、何らかの理由で国内で保険加入できなかった時は、海外でも比較的簡単に加入でき、安全な保険もあります。
上手に活用して、万全の準備してお出かけしてくださいね。
では、いってらっしゃい!!
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