持病があると海外旅行保険に入れない?その話は本当ですか。

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犬大好き人間のgonpapiです。 今の夢は相棒のぴぴ(シュナウザー6才)と一緒に旅にでること。 自分の車でのったり、のったり。時間も気にしない旅が憧れ。 ここで楽しいお話がたくさんできるといいですね。 ↓↓もっと詳しい話はWebSiteへ↓↓

海外旅行が身近になった今、多くの人が海外へと出かけています。
法務省の調べによると、2017年に海外旅行に出かけた人は1800万人近くだそうです。
平成に入ったころは1000万人だったのが30年で倍増!!

海外旅行のお話をするときに、忘れてはならないのが海外旅行保険。

「あっ、大丈夫です。私、クレジットカード持ってるから」とおっしゃるあなた。
そうなんですけどね、ちょっとその保険の内容を確かめてみましょうね。

皆さんの中にも持病があって、薬を飲んでいらっしゃる方もいらっしゃると思います。

喘息のように発作の可能性がある病気をお持ちの方なら、きっと薬を欠かさずいつも飲んでますよね。

飲んではいるけれど・・・、別に発作が出るわけでもないし、
ずっと何年も飲んでる薬だし、生活に支障もないし。

と、安易に考えていませんか?

もしかして、海外旅行保険クレカに付帯したものを頼りにしてますか?

それダメですよ。

喘息のように薬を服用しているあなたは「持病がある」ということになり、
海外で、医療機関を受診しなければならなくなった時に、喘息に関連する症状だと
旅行保険使えないかもしれませんよ。

持病のある人は、持病に対応している保険に加入することをお勧めします。

いうことで今回は既往症や持病のある人の旅行保険のお話です。

そもそも海外旅行保険ってどんなもの?

そのことに関してはこのサイトのライター、青山さんがわかりやすく書いていますので是非ご覧ください。

みていただけるとお分かりになると思いますが、

海外旅行保険は

・体の補償
・第三者に対する損害補償
・物の損害補償
・その他の補償

に分けられます。

体の補償・第三者に対する損害補償・物の補償は金額の差はあるものの、クレジットカードに付帯している保険も含め
補償金額の差さえあれ、ほとんどの保険でカバーされており、その他の補償で保険の特色が出てくるわけです。

海外旅行保険における「からだの補償」とは?

・傷害治療 ~ 転倒や事故などで怪我をして治療した場合
・疾病治療 ~ 何らかの病気になって治療した場合
・救援者費用  3日以上入院した場合、家族を呼び寄せたときの交通費や滞在費
        医師や看護師の付き添う医療搬送や遺体の搬送等が含まれます

一口に医療費と言っても、渡航先によってまちまちです。
日本の医療機関にかかるのとはわけが違うようです。

安易に考えていると数百万の請求があるなんて・・・恐ろしいこともあり得るのです。

だから、安心して海外旅行に出かける時には保険に加入することは大切!!

すでに読んでいただきおなじみの方もいるかもしれませんが、私たちのオーナーであり、サイトオーナーであるリョウタさんは遥かノルウェーの地で病に倒れた経験があるんです。
現地で緊急手術を受け、入院し、日本には医師同伴で帰国したそうなのですが、とんでもない金額がかかったそうです・・・
まだ読んでいない方はこの機会にぜひ。

持病があると海外旅行保険には入れない?

「既往症や持病があると海外旅行保険には加入できない」
という極端な話も出回っていますが、それは誤解です!!

そんなことはありません。

ただし、かなり条件は悪くなります。


保険はそもそも「有事の時のために、保険料を出し合って万一の時に備える」もので
そのリスクは平等でなければなりません。

持病があるということは
持病が無い人に比べてリスクは高くなりますよね。

同じく、危険なスポーツやレジャーを楽しむ人もリスクが伴うので
一般の保険では補償はされないことになります。

保険にも様々なタイプのものがり、

・持病のある人は海外旅行保険自体に入れない。
 
・持病がある人も加入はできるが持病の部分については補償ができない。

・持病があっても海外旅行保険に入れる。

という三つのパターンに分かれます。

持病や既往症があっても加入できる保険では治療・救援費用の中に
「疾病応急治療・救援費用」が自動付帯しているので別途料金がかからないものがあります。
ただし、持病や既往症に関しては補償額の上限が300万円となっています。

上限300万円というのは
クレカのゴールドカードの治療費が同じ程度だと考えると、十分ではないものの少しは安心材料になりますよね。

ハワイ7日間を例にとって保険料を調べてみました。
ちょっと大雑把な分類になりますが。

※東京海上日動に関してはネット申し込みの金額(代理店での加入は金額が異なる。)

疾病応急治療・救援費の付帯している保険は。保険金は一般的な海外旅行保険と比べると少々高めにはなりますが
これは保険というシステムの性質上、やむを得ないのかもしれません。

持病・既往症があっても加入できる保険

★ インターネットで加入できるのは AIG損保の海外旅行保険
  31日までのすべての保険に自動付帯しています。

★ 代理店など対面販売の保険は 東京海上日動の海外旅行保険
  対面販売に限定されていますが、既往症・持病に対応する保険もあります。

★ ジェイアイ傷害火災のt@biho(たびほ)
  32歳以下の人の31日以上の長期滞在に対して、持病を補償するオプションを付けています。

★ 保険の加入はできるが、持病の部分の補償はない 上記のt@biho の海外旅行保険。
  ネット専用海外旅行保険で旅行先や年齢毎にリスクを細分化し、そのリスクに見合った保険料を設定しています。

と、いうのが主な保険会社です。

応急疾病治療・救援費特約の付いている保険は
狭心症の発作が過去にあった人も、血圧の薬を飲んでいる人も入れる貴重な保険です。

ただし、持病に対する保険金支払いの条件として
「旅行先で、旅行前にかかっていた病気の症状が急激に悪化して治療が必要な場合」と定めた上で
「予め予測できず、社会通念上払うべき注意をはらっていても避けられない状態の変化」と記しています。

くれぐれもご注意を!!

試しにAIG損保の海外旅行保険の申し込み欄をたどってみました。
実際に「持病の告知」ってどんな風に記載するのだろう・・・と。
だって、「申告しないと告知義務違反になり、あとあと面倒なことにならないとも限らない」
のですよね。

しかし、無い。
事前告知の項目に「既往症・持病」の欄がない。

と思ったので、問い合わせてみました。

答えは
「告知項目にない事項」については
申告する必要はない
との回答でした。

どうも視点がちがったみたいです。
持病があると加入できない保険に、治療中にもかかわらず「健康上の問題はない」
と報告して加入することが「告知義務違反」になるのですね。

「いわなきゃ分かんないよ」とたかをくくっても、実際に保険金を請求するはめになったら
すぐにばれてしまいますよ。
詐欺罪ということにもなりかねないそうです。

保険金を請求するときって、何の保険でもそうでしょうが、
専門家が調査を必ず行います。
うそついていても、すぐにばれてしまいます。

少なくともAIGでは、事前に自分の持病を通知する必要はないようです。
どうも私の大きな勘違いでした。

それなら、最悪、AIGの海外旅行保険なら、当日空港で駆け込み加入もOKですよね。
手続きの方法はいたって簡単ですから。

このサイトのライターReoさんが先日のブログで空港での海外旅行保険の加入方法を
分かりやすく書いていましたので、是非目を通しておいてくださいね。

海外旅行保険における「持病の定義」は一律のものではなく
各保険会社の判断になるようです。
通院の頻度や症状によって判断されるようなので、
自分の加入したい保険があれば、保険会社に問い合わせをしてみることをお勧めします。
自分の今の状態が持病扱いになるかどうか直接確認してみましょう。

持病や既往症がある人が海外旅行の準備で気を付けること

楽しみにしていた海外旅行。
何事もなく楽しく過ごせるのが一番ですよね。
そのために準備しておいた方がよいこと、いくつかご紹介しますね。

★ トラベルカルテってご存知ですか?

AIG損保のネット申し込みをするとURLがメールで送られてきます。
日本語・英語の両方で記入できるカルテの様式ですが、これをダウンロードして、
自分で記入できるものは自分で、病気のことに関しては主治医にお願いして書いてもらうと便利です。

主治医がどこまで協力してくれるか・・・という問題があるのですがね。

日本旅行医学会という組織があり、会員の医師には協力してもらえるそうですが、なんせ会員数が少ない。

また、同学会の刊行物に「安全カルテ」というものがあります。
1500円くらいで大きな書店やAmazonなんかでも販売しています。

日本旅行医学会では「海外旅行に出かける際に絶対に忘れてはならないのが、自分の医療情報です。病歴やアレルギーの有無、服用している薬剤の種類など、英語で記入しておくことが大切。既往症もなく、服薬している薬はないというのも大切な医療情報です」
と記しています。

欧米などでは、緊急時は別として、コミュニケーションも十分とれない外国人の患者を敬遠しがちだと聞いたことがあります。

トラベルカルテという形式にとらわれなくても、少なくとも日本で、初診の時に聞かれる内容程度は自分で記入しておきたいですね。

こんな時のために「音声翻訳機」をもっていると随分助かりますよ。
ということで私の以前のブログ見てくださいね。
最近の翻訳機のすばらしさをお分かりいただけるかと思いますよ。

その他にも

★ 医師に相談して、少し多めの薬を処方してもらいましょう。

 そして、その薬が何なのかを説明できる文書があると重宝します。
 万一、入国審査などで薬のことを問われたら説明できる文書があれば問題ないとのことです。
 
 そんなときに役にたつのが「くすりのしおり」というサイト。
 日本語・英語の両方が記載されています。

 私、今ちょっと肩を痛めていて、痛み止め服用しているので
 その薬を検索してみますね。英語の方を表示してみます。

 その痛み止めは「セレコックス」。一般的な痛み止めです。
(あまり効かない!!)  

検索欄に「セレコックス」と入力すると

こんな感じです。
これなら、英語苦手でも、パソコン苦手でも、大丈夫ですよね。

ネットで検索すると、およそ6500種類の薬の説明書が英語と日本語で出てきますよ。

★ 薬は万一のことを考えて、スーツケースには入れないでいつも手元に持っておきましょう。

★ 緊急時に備えて、フォロー体制のしっかりした保険に入るか、クレカならゴールドカードに付帯したものがおすすめ。
  コンシェルジュやトラベルデスクが使えるので大変便利です。

★ キャッシュレス診療は利用しないようにしましょう。
  場合によっては治療費等が300万円では収まらない時もあります。
  自分で治療費を払い、領収書を入手しておきましょう。

★ 健康保険の海外療養費制度を知っておきましょう。

ということで、海外療養費制度のお話をします。

海外療養費制度について

私たちが加入している健康保険ですが、
もちろん海外では使用することはできません。

しかし、海外で受けた治療もしっかりとサポートしてくれる制度があることをご存知ですか?

私たちが日本で医療機関を受診した時に実際に保険診療でかかった金額の3割を負担しますよね。
海外療養費制度は、まさにその3割負担を実現してくれる制度なんです。

しかも、これは海外旅行保険とは関係なく、請求できるのです。

じゃ、治療費が100万円請求されたので、7割の77万円が戻ってくる?
というわけにはいかないのですが。

あくまでも日本を基準に考えます。

日本で認められている治療内容に関して、
日本で治療した場合の保険点数換算で、
日本と渡航先の国の医療費を比較して、
金額の低い方の7割が戻ってくるということになります。

ここで、もう一つ「高額医療費」という制度に注目。
日本の健康保険は月初めから月末までを1か月として計算するのですが、
1か月の医療費が高額になった場合、自己負担制限を超えた医療費に関しては
健康保険組合が負担してくれます。

自己負担額は収入によって異なるのですが、一般の給与所得者だと6~9万円程度でしょうか。
つまり、どれだけ高額な医療費がかかったとしても1か月の負担は6~9万円程度ということになります。

緊急で運ばれて、様々な検査や処置をして、月をまたいで10日間で15万円かかったのだけれど、
10日間なので1か月未満。9万円しはらえばよい?

では、ありません。
各月ごと、入院と外来はそれぞれ別、ということになり、各月で9万円まではしはらうことになります。

しかし、これは医療保険点数で認められたもので、入院時の食費や部屋代等は別。

海外療養費制度を申請するためには、診療内容明細書と領収明細書が必要になります。
各健康保険組合のHPからダウンロードできます。

持病や既往症のある人は、これらの用紙を持参しておくと便利ですね。
かかった病院ですぐに書いてもらえます。
後で、書類を送って書いてもらって、っていうのは結構面倒でしょ。

ここで、既往症や持病のある人が海外旅行に出かける時に持参する書類・・・。
まとめてみますね。
パスポートやクレジットカードなんかとは別に

・トラベルカルテ(もしくはそれに代わるもの)
・服薬している人は薬の説明書(「くすりのしおり」を利用すると便利)
・海外療養費の申請をするために必要な診療内容明細書・領収明細書の用紙

これがあれば万一の時に安心です。

まとめ

せっかく海外旅行に出かけようと思っている時、海外旅行保険に入れない?
なんて話を聞くとすっかりトーンダウンしてしまいますよね。

でも大丈夫です。
若干保険料は高くなりますが、きちんと補償してくれる海外旅行保険も存在します。

海外旅行にでかける時には旅行保険は欠かすことのできないものの一つです。
保険に加入すると同時に、自分でできる準備をしっかりとして、安心して旅に出てくださいね。

持病があると言っても、突然他の病気になる危険性だってあります。
そんな時には、普通の補償が受けられます。

掛け捨ての旅行保険も、クレジットカードに付帯した補償も、持病以外は大きくカバーしてくれるので
ご安心ください。

また、健康保険の存在も覚えておきましょう。
高額支払になったとき、助けてくれる制度の一つです。

保険って何かイメージ悪いですよね。
「持病や既往症のある方はご加入できません」って文言、何とかならないですかね。
ま、保険の性質上仕方ないのかもしれませんが。
「持病の補償は致しかねます」くらいなスタンスの保険が増えてほしいですね。

今では海外旅行を楽しむ中高年の人たちも増えているのですから、
ニーズにあった保険が増えていってほしいと思いますね。

では、気を付けていってらっしゃい!!

 

 

 

 

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