海外旅行保険~後悔しないための注意点は何?

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犬大好き人間のgonpapiです。 今の夢は相棒のぴぴ(シュナウザー6才)と一緒に旅にでること。 自分の車でのったり、のったり。時間も気にしない旅が憧れ。 ここで楽しいお話がたくさんできるといいですね。 ↓↓もっと詳しい話はWebSiteへ↓↓

海外旅行!!
日常を離れて思いっきり楽しみたいですよね。

安心して旅を楽しむために海外旅行保険は欠かせない存在です。
もし、旅の途中で何かトラブルが起きたら。
怪我をして病院に行くはめになったら。
そんな時に助けてくれるのが保険なんですけれどね。

海外旅行保険は、加入にも、使い方にもいくつかの注意点があるのをご存知ですか?

保険って、当然ながら、不利なことを先にアピールはしませんよね。

ちょっとしたことを知っていないために、想定していた保険金が受け取れなくて、大きな出費になることだってあります。
また、請求すれば保険が出るのに、見落としていて、後で悔しい思いをすることがあるかもしれません。

後悔しないために、保険選び・加入時・クレジットカード付帯の保険・利用時、それぞれの注意点を一緒に見ていきましょう。

海外旅行保険 保険選びの注意点

海外旅行保険・・・「何か保険に加入しておけばいいんでしょ」と漠然と考えていませんか?
「何か、保険・・・」、その考え方危険です。

その補償内容はあなたの旅にあっていますか?
(考え方や状況は人それぞれ違いますが)

保険に加入するときは、保険料が安い方がもちろんいいですよね。
そこを重視する前に「治療費」に目を向けましょう。

海外旅行保険で最も利用頻度の高い補償であり、大きな出費につながる可能性のあるものです。

「最高補償額2000万円」などというキャッチコピーを目にすることがありますが、
それは「死亡・後遺障害」の補償の最高額です。
「死亡したり、怪我による後遺症が残った場合」の補償額です。

多くの方は、日本で生命保険に入っておられるでしょう。
海外旅行中に不幸にも亡くなられる、という話は少なくとも私の周囲では耳にしません。
それよりも、現実的に可能性の高い補償に目をむけてみませんか。

自分の渡航先の医療事情などをよく調べて、見合った補償をつけておくことをお勧めします。
そんなこと言われても、見当がつかないよ!!
という方のために、参考資料を添えておきますね。
(参考資料 ジェイアイ傷害火災保険 海外の医療事情 ワールドマップ)
https://www.jihoken.co.jp/data/world.html

当たり前のことですが、補償の限度額を超えた費用は自分で支払わなくてはなりません。
日本を基準に考えると、医療費の高い国では、想像もつかないような治療費を請求されることだってあります。
それを頭に置いておきましょう。

海外旅行保険 加入時の注意点

一般の保険会社の販売している保険は、保険料を支払って加入するわけですから、当然その補償も手厚くなります。
しかし、保険加入者の平等性を考え、リスクのある人には厳しくなってしまいます。

保険に加入するときには「告知項目」が設定されています。

・現在の健康状態

・過去の傷病歴・持病
・身体傷害の状態
・他の傷害保険への加入の有無
・過去の保険金請求・受領の有無

等なのですが、保険会社によって少し異なるかもしれません。

この項目の中には「リスク」と考えられる要素もあり、
保険加入自体ができなかったり、制限があったり、補償されなかったりと、厳しい現実。

「黙っていればわかんないよ」、というその考え方危険です。
正直に報告しないと「告知義務違反」になります。

病院を受診して、自分では保険に加入していると安心していても、保険金が支払われないこともあります。

例えば持病のある人。
対応する保険に入っていれば補償されるのですが、一般の保険では持病の部分は補償の対象外!!
持病のある人は「応急治療・救援費用担保特約」がつけられる保険を選んでおきましょう。
詳しくはこのブログ参考にしてくださいね。

例えば妊婦さん。
妊娠22週未満のトラブルに対処してくれる保険はありますね。
でもそれを過ぎると妊娠に関連するトラブルを補償してくれる保険はないようです。
現役助産師のeryukiさんのこのブログは必見です。

例えば高齢者の保険加入。
70歳を超えると保険加入にも条件が付いてくるようです。
元気でも、そうでなくても関係なく年齢で線を引かれるのですね。
おばあちゃん思いのライターReoさんの次のブログも必見です。

保険でいうところの「リスク」のある人は、対応した保険に加入しておきましょう。

クレジットカード付帯海外旅行保険の注意点

まず、あなたのクレジットカードに付帯している海外旅行保険大丈夫ですか?
使える状態になっていますか?

これには2つのパターンがあり、利用付帯と自動付帯がそれです。

自動付帯とは、クレカ持つだけで保険が自動的に使えるようになっているもので
海外に出るとその日から定められた日にち(多くは90日)は補償されます。

利用付帯とは、旅行代金をカードで支払うなど、条件を満たすことで保険が利用できるようになります。

「カード持っているから安心」、というその考え危険です。

自分のカードに付帯している海外旅行保険の内容を確認しておきましょう。

クレジットカード作ったときの説明書手元にありますか?
もしなければ、カード会社のホームページから保険の説明書はダウンロードしておきましょうね。
そして、万一に備えて「クレジットカード付保証明」を持っておくことをおすすめします。
カード会社に電話すれば、英文のものを郵送してもらえます。

特に、海外旅行保険に入っていないと入国できない国なんかもあります。
そういう国に旅行する際には必ず必要なものです。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の魅力は何と言っても「お手軽」なこと。
告知の必要もないし、年齢も関係なく、誰でも入れる。
(でも、持病のある人や22週を過ぎた妊婦さんは、リスクの部分の補償は除外されています。)

おまけに、年会費無料のものもある。
しかも複数のカードに付帯している保険を合算できる。

このサイトのライターあずまっちさんがブログの中でクレカ付帯の海外旅行保険についても書いています。
参考にしてください。

クレジットカード付帯の保険はお手軽である一方、補償範囲も補償金額も低いのが欠点です。
補償内容は
・傷害死亡・後遺症
・疾病・傷害治療
・賠償責任
・携行品の損害
・救援者費用

ゴールドカード以上のステイタスのカードは、その補償内容ももう少し手厚くなりますが、
保険会社の販売しているものとは全く異なります。

しかし、合算できる(これは保険会社の販売している保険も含めて)。
クレカを3枚保有していれば、それぞれの補償額を合わせることができます。

でも、治療費を見てみると、それぞれのクレカの補償額はせいぜい100~300万円。
保険会社の販売しているものは数千万円単位、いえ億~無制限まで。
渡航先によっては桁外れの治療費が必要な場合もあるので、補償金額を考えましょう。

クレカ付帯の旅行保険ではとうてい太刀打ちできないケースも出てきます。
実際に、このようなケースもありました。
このサイトの管理人リョウタさんの場合。
海外旅行保険を検討している全ての人に見てほしいブログです。

実際にクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用・請求するときに間違いやすい注意点。

例えば治療費が10万円かかったとします。
クレジットカード2枚保有しています。

それぞれの補償上限が100万円だった場合

A社に10万円
B社に10万円請求・・・それはダメです。

保険には「利得禁止」という考え方があり、
A社かB者のどちらかに10万円を請求することになります。

治療費が120万円かかった場合、
A社に100万円、残金をB社に請求する・・・これはOKです。

これはクレジットカード付帯の保険も、一般の保険会社が販売している保険の場合も同じです。

保険会社って結構連携をしていて、不正請求なんてすぐばれてしまいます。
知らずに請求して「それ、不正です」なんて言われたら、気分悪いですよね。
保険会社の調査力って、どの保険でもそうですが、すごいです。

海外旅行保険 請求する時の注意点

もし、渡航先でトラブルに遭遇したらあなたはどうしますか?
保険金を請求する時に最も大切なのは「証拠」なんです。

病院にかかったとき・物を盗られた時・携行品が壊れた時
それぞれ、その証拠となる必要なものが異なります。

トラブルが起きたらまず、サポートデスクに電話しましょう。
そして、何が起きたかを正確に報告し、どうすればよいか聞きましょう。

この時の相談内容と、帰国してからの保険金請求の時の状況説明が異なってしまうと保険金が受け取れないこともあります。
落ち着いて、伝えるべきことをきちんと伝えましょう。

慌てず、気持ちを落ち着かせてから電話することをお勧めします。

携行品の補償は、自分の不注意によるものも補償対象になることご存知ですか?

自分の不注意でスマホ落として、画面にひびが入ってしまった。
これを修理するのって、結構な金額ですよね。

急に雨が降ってきて、持ってたパソコン濡らしてしまった。
最悪です。

うっかりカメラをぶつけてしまった、折角この旅行のために奮発したのに。

こんな時の補償もOKです。

そんな時には、証拠写真をばっちり撮影しておきましょう。

故障や破損の場合、その対象となるのは修理するか、新しく購入するか、どちらかの安い方の金額が適用されます。
そして、購入にも修理にも「時価額」が基準になるのです。

大切な物でも、高価な物でも、購入して年数の経過したものは、それなりの価値判断になってしまいます。

保険金請求には多くの場合、購入した時の領収書などを求められます。
いつ、どこで、いくらで購入したかを証明するものが必要になってきます。
旅行に持参する可能性のあるものはきちんと領収書の保管もしておきましょう。

一方、物が無くなった場合です。
盗難やひったくりに合ったものは補償されますが、置き忘れや紛失など自分に責任のあるものは補償外です。

財布をすられた、なんて最悪です。
すぐに警察に届けて、証明書を発行してもらいましょう。
こんな時、財布は補償の対象になりますが、現金やカードは対象外。

財布に〇〇円くらい入っていた、なんて言っても仕方ありません。
くれぐれもご注意を。

日本は治安がよく、安全な国(最近そうでもないようですが)。
その中で暮らしていると、自ずと無防備になってしまっています。
そのことに気づいてさえいないですよね。

物を落とすと、「落としましたよ」と声をかけてくれる人もいます。

私、財布を落としてしまったことがあります。
落としたことにさえ気づかないうちに警察から電話がかかってきて
「〇〇に財布を落としたでしょう。届いています」と連絡がありました。
日本人の良心、捨てたものじゃないですね。

これを、当たり前と思わないようにしましょう。

とにかく、海外に出かける時には、最大級の警戒心をもっておくことですね。

物が壊れた場合、こんなもの補償されないでしょと決めてかからずに保険会社に問い合わせてみましょう。
ともすると、小さなことは諦めがちですが面倒くさがらずに。
もしかしたら、その修理代、保険がでるかもしれませんよ。

修理の場合、保険金請求に必要なのは実際に修理してもらい支払った領収書ではなく、修理見積書でもOKです。
その修理費用が保険で出れば、そのお金を新しい物の購入代金にあてるのもありです。

余談です・・・。

飛行機に乗って海外へ行く人のための豆知識です。

飛行機のパイロットは歯の治療中は飛行機に乗れないのだそうです。

海外旅行に出かける前には、歯の治療はなるべくきちんとしておきましょう。
飛行機の中で突然歯が痛くなる、これは「飛行機あるある」の一つです。

飛行機の中の気圧は地上に比べると20パーセント位低いのだそうです。
大体、富士山の五合目当たりの気圧に匹敵するとか。

気圧が低くなると歯の中の歯髄腔という空洞に溜まっている空気が膨張して、
正常でない歯の状態では痛みを感じることがあるようです。
歯の治療はきちんと行っておきましょうね。

歯の神経の治療の途中で飛行機に乗ることってほとんどないと思いますが、
もし、急にその必要が出た場合、歯科医にその旨を伝えると特別な処置がしてもらえます。

海外旅行保険では歯科に関する補償の付いているものは少ないです。

我慢できなくて、応急治療をしてもらうということのないように。

まとめ

せっかくの海外旅行。
快適に楽しんできてくださいね。

色々な面で準備をきちんと行っておけば、万一何かトラブルに遭遇しても、少しは落ち着いた対処ができるでしょう。

海外旅行保険を考える時、この記事が少しでもお役にたてることを願っています。

保険を選ぶときには、保険料だけをみるのではなく、補償内容をきちんと把握しておきましょう。
そして、加入するときには、告知事項は正確に告知し、リスクのある人はそれに対応した保険に加入しましょう。

クレジットカードに付帯している保険は、内容をチェックすることをお忘れなく!!
もし、トラブルに遭遇したら先ずサポートデスクに電話して相談しましょう。

では、気をつけていってらっしゃい!!

元気でお帰りになるのを待ってますよ。

 

 

 

 

 

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