さあ、旅行に行こう!!
行き先を決め、予約もすませ、次は荷物の準備です。
ここからですよ。
あなたは何を持って行きますか?
スーツケース選びから始まり、あれもこれもと・・・。
荷物って、準備したものを、そのまま片っ端からスーツケースやバッグに詰め込んでいると、いざ使おうと思ったとき、
あれっ?どこへ入れたっけ?確かに入れたはずなんだけど・・・。
えーっ、サンオイル漏れ出している!!
というようなことになりかねません。
そうです。
荷物は詰め方が大切なんです。
旅にはトラブルがつきもののように、そのスーツケースの中の荷物にもトラブルが起きるのです。
それってどういうこと?
と思っているあなたに、今回はスーツケースの「中」のお話です。
旅を楽しく過ごすために、トラブルを一つ減らすヒント、是非ごらんくださいね。

海外旅行に必要なもの
旅のビギナーさんには、まずこの問題がありますよね。
何が必要になるか、チェックリストを作ることをお勧めします。
何か参考になるものが欲しい・・・、とおっしゃる方は、旅行会社や航空会社がHPなどに公開しているのでのぞいて見てください。
例えば
・JAL客室乗務員に聞いた、海外旅行の持ち物リストと便利グッズ (JAL提供)
そして何よりも、このサイトのライターReoさんが語るブログ。
旅好きの彼女も必要な持ち物をブログに書いていますので、ぜひご参考に!!
さて、荷物そろいましたか?
そろったらその荷物をスーツケースに詰めますよね。
ここで、先ず知っておいてほしいこと・・・。
荷物の詰め方の基本
- スーツケースを立てたとき、下になる方に重いものを詰める。
重いものが上にあると、スーツケースを動かすときの振動で下にあるものを「つぶす・傷める・しわになる」などの悪影響を及ぼす危険性があります。
あと、立てたときのバランスの問題ですね。
靴やズボンなど、明らかに重量のあるものは下(車輪のある方)に詰めておきましょう。 - 壊れやすいものを衣類などでくるんで中央に詰める。
もちろん、大切な荷物を衝撃から守るため。
特に飛行機に荷物を預ける際には手荒な扱いを受けることが多いので。 - スーツケースに隙間をつくらない。
お土産を入れる場所もキープしなければ、とおっしゃるあなたの気持ちはよくわかりますよ。
でも、スーツケースの中に隙間があると、中で荷物が動いて大切なものが壊れたり、衣類が靴の下敷きになって結果しわになったり・・・ということになりかねません。
スーツケースの中に余裕があるのなら、その隙間埋めておきましょう。ネットで物を購入したとき、箱の隙間にくしゃくしゃの紙とか、プチプチとか、発泡スチロールとか詰めてあるでしょ。
あの要領です。簡単なのは新聞紙を丸めてナイロン袋に入れて隙間を詰めることかな。
新聞のインクって色落ちするので必ず袋に入れておきましょう。 - 見られても恥ずかしくない詰めかたをする。
荷物見られる?
そうなんです。
ランダムに荷物のチェックされることもあるんです。
そんなときに、開けたら下着が、なんてことの無いようにしましょう。 - 所定の場所に入れる。
置き場所をきちんと作りましょう。
必ず、その場所に戻します。
使った後、ちょっとここへ置いておこう、これは危険です。
きちんと居場所を定めてあげましょう。さて、次は準備した荷物を詰める段階です。
全部並べてみてください。
結構な量になっていませんか?
その荷物、用意したスーツケースに入るかなぁ?
「荷物が多すぎてスーツケースに入らない」問題。
1週間の旅行なのでセオリー通り70Lのスーツケース用意したのに、入りそうにないよ。
どうしよう。
もう、そのスーツケースに詰める工夫をするしかないですよね。
その対策① 「かも」は持って行かない。
???
ある旅の達人が言いました。
「使うかも」「必要かも」、「かも」の付くものは却下です!!
この精神が荷物を少なくするための一番必要なことだそうです。
どうでしょう?
少しは荷物減りそうですか?
無人島に行くのじゃなかったら、足りないものは現地調達するのも旅の面白さ。
(私も早くそんな境地に入りたい・・・。)
でも、チャレンジしてみると旅がワンランク上のものになりそうですね。
対策その② 衣類の詰め方を工夫する。
荷物をちょっと眺めてみましょう。
その大半を占めるのは衣類など身につけるものではないですか。
だって、ドレスコードのあるお店にも行ってみたいし、おしゃれも楽しみたい。
もちろん、そうですよね。
ちょっと床にその衣類広げてコーディネートしてみてください。
トップスとアウター、パンツかスカート。
着回しも考えながら、組み合わせてみましょう。
そして、一日分ずつパッキングしておくと便利です。
ジップロックの類は外から中のものが分かりやすいですね。
このコーディネートをもとに、余分な衣類は思い切って置いていきましょう。
視点を変えてもう一つは「畳み方」のお話です。
効率的なたたみ方・・・、皆さん実践されていると思いますが、
ロールケーキ風(長方形に畳んだ衣類を端からくるくる巻く方法)。
こうすると、入れたものが一目でわかるし、しわになりにくいですよね。
もう一つ、ミルフィーユ風とかぱたぱた畳みという方法(衣類を重ねながら畳み込んでいく方法)。
広げて重ねた状態で畳み込んでいくので、しわになりにくいという大きなメリットはありますが、これだと使うものを取り出しにくい??
使用する順番に重ねて畳めばいいのですかね。
実践したことがないのですが、ちょっとテクニックがいりそうです。
チャレンジしたい方は動画などでも紹介されているので見てください。
どちらがより多くの衣類が入るか試した人がおられますが、あまり差はないようです。
着回し・洗濯・使い捨てということも頭の隅において、もう一度荷物と格闘してください。
それでも、どうしても入りきらないという人、とことんコンパクトに詰めたいという人にはこんな商品があります。
参考にしてくださいね。
画像引用元:Amazon
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商品名:Comiwa圧縮バッグ 15L
画像引用元:Amazon
どうでしょうか?
かなりコンパクトに詰められますよね。
行きはこのバッグを畳んでスーツケースに入れておいて、帰りに衣類をこの中に入れてお土産用のスペースを作るというのもありですよね。
コンパクトというだけでなく、色々なアイディアの詰まった商品です。
荷物は効率よくコンパクトにつめましょう。
しかし、ここで一つ問題があります。
それはパッキングした衣類の「しわ」の問題です。
「衣類がしわになる」問題
ギューギューに荷物を詰めていると思わぬ悲劇が・・・!!
「今日はこの服着よう」、と出した素敵な服がしわになっていたら、もうがっくりですよね。
プチパニック状態。
そんな衣類のしわを防ぐためにできること、いくつか紹介します。
荷物をパッキングするときには頭の隅に置いておいてくださいね。
対策その① 先ず、荷物を詰める前に衣類はよく乾燥しておくこと。
長い間引き出しにしまっていた衣類など、出して一度ハンガーにかけておきましょう。
湿気は衣類にとってはしわの原因になります。
絶対にしわを作りたくないメインの服は次の対策を。
対策その② ハンガーにかけたまま収納スペースに合わせて、できるだけ大きく畳む。
そして、最初にスーツケースに詰めてしまう。
スーツケースのふたの裏側が指定席ですよ。
こうすることで、他の荷物に影響されることのない居場所がつくれます。
VIP席です。
対策その③ ワンピースなどは、中にタオルを挟んでくるくる巻きに。
ちょっとした一手間でしわがつきにくくなるんです。
現地で使う予定のタオルを使えば、荷物が増えることもないですしね。
対策その④ しわを作らないためには素材にも注意。
ご存じの通り、麻や綿、シルクはしわになりやすい代表的なものです。
反対にウール、ポリエステル、ナイロン素材のものはしわになりにくい素材です。
近年しわになりにくい素材として注目を集めているのが
帝人のソロテックス
という繊維です。
これは他の繊維と合わせて使用することもできるのですが、繊維の一本一本がバネのようなつくりになっており、しわになりにくいのです。
例えばこんな商品があります。
画像引用元:楽天市場
でも、自分の持って行った衣類に結果的にしわができてしまっていたら・・・。
諦めるのはまだ早いです。
次の方法で、しわを消せるかも。
対策その① 服に霧吹きで湿気を含ませ、その後ハンガーにかけて乾燥させる。
100円ショップで売っている小さなスプレーボトルで十分です。
携帯用のしわ取りスプレーなんて商品もあります。
対策その② しわになっている部分を濡らして、しわを伸ばした状態でドライヤーで乾かす。
ヘアアイロンなどを使用する人もいますが、温度には注意してくださいね。
対策その③ 使用後のバスルームにハンガーにかけてしばらく置いて湿気を含ませる。
湿気を含んだ状態で風通しの良い場所に吊るして乾かす。
軽いしわなら、このような方法で改善するでしょう。
いずれにしろ、着るものは前日の夜にスーツケースから出してチェックしておきましょうね。
みんなやってる旅行の荷物の詰めかた
・靴 100円ショップのシャワーキャップが便利。
キャップの中に靴を入れ、もう一枚かぶせるように入れておくと外に汚れが付くことは
ありません。
何かと便利なこの商品、濡れたものもくるむことができます。
・化粧品・・小分けするか一回分ずつパッキングしたものを使用するとかさばらなくて便利です。
シャンプーなども、旅行用の小さなもの使うか、お試し用に販売している一回分ずつ
パッキングしてあるものが便利。
化粧品を小さなボトルに移し替えて持って行くとき、荷物の中でその液体が漏れ出している
という話はよく聞きます。
荷物が乱雑な扱いを受けることが原因のようです。
キャップが緩んでしまうのですね。
そこで一工夫。
小分けボトルのキャップを閉めるときに、ラップを一枚かませて閉めると液漏れ防げるそう
です。
・オーガナイザー類を使用してまとめる
ハンギングオーガナイザー、バスルームオーガナイザーなどの商品を利用して、必要なものを
まとめて収納しておきます。
オーガナイザーって?
旅行用品に関して使う場合は、「まとめて入れる袋」というような意味のようです。
これは、結構便利です。
例えばバスルームオーガナイザー。
バスルームで使うものが一式収納できるようになっていて、それを持ってバスルームへ行けばよいのです。
前出のReoさん、旅行に持って行くおすすめグッズの中でこれらの商品も紹介していますので、ぜひのぞいてみてくださいね。
まとめ
旅を楽しむためには荷物の詰め方も大切なポイントです。
これ、意外と盲点かもしれません。
荷物を詰めるときには基本を押さえて、あとはあなたのアイディア次第。
現在は様々なパッキング用のアイテムが販売されているのでそれらを使用するのも一つの方法です。
賢く使って、自分に合ったパッキング方法を確立しましょう。
旅行に出ると、荷物のことでもたついている人の姿を見かけます。
ツアーに参加するとそれがよくわかります。
上手に荷物を詰めて、スマートな旅行を楽しんでくださいね。
スーツケースの片隅にフリーズドライの味噌汁と風呂敷を忍ばせておくといいですよ。
もし、現地の食事が合わなかったら、この味噌汁があなたを助けてくれます。
風呂敷は何かをまとめるのに大変役立つアイテムです。
スーツケースに上手に荷物を詰めて、旅を楽しんでくださいね。
では、いってらっしゃい。
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