旅行へ行こう!飛行機の持ち物ルールと荷物トラブル

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シンガポール在住。普段は人を美しくする仕事をしています。でも自分が美しく健康でいる事、旅をする事、何よりも美味しいものを食べる事を最優先にして、ゆるく楽しい海外生活を送っています。 旅するランナーと呼ばれたいが為に、年に数回旅先でフルマラソンを走る。 走る事はそんなに好きじゃない旅するランナー。 ↓↓もっと詳しい話はWebSiteへ↓↓

飛行機の荷物に関すルールと荷物のあれこれ


いよいよ明日は楽しみにしていた旅行!

荷物のパッキングは終わりましたか?

何も用意してない人。頑張って下さい。
私も前日まで何もしないタイプなのでその気持ちよく分かります。

荷物は…大きなスーツケースと自分で持ち歩くバック。大きく分けてその二つですよね?

飛行機の貨物室に預けるのが預け入れ荷物

自分で持って機内に持ち込むのが手荷物

航空会社のサイトによっては預け入れ荷物の事を受託手荷物と表記している所もあります。

どっちも手荷物って書いてあるけど、どっちか機体に預ける荷物のことなの?!
と今だに混乱してしまう私です。

もう一度言います

受託手荷物(預入荷物)→飛行機の貨物室に預けるもの

機内持込手荷物→機内持ち込みする荷物

この荷物にもそれぞれルールがあります。
ちゃんと理解していないと大切な荷物が没収されてしまったり追加料金を取られたり…
飛行機に乗る前から一波乱ある事間違いなし!

今日はこの飛行機の荷物についてしっかり学んで行きましょう
そして私が実際に経験した海外旅行での荷物に関わるアクシデントも一緒にお話ししたいと思います。荷物トラブルネタ結構あるんです。

みなさんも私のような失敗をしないように事前に勉強して下さい。

飛行機の荷物、基本ルール

機内持ち込み手荷物と受託手荷物、それぞれに細かな規定があります。
また各航空会社によっても規定が異なるので確認が必要です。

機内持込手荷物編


大きく分けて2点!

1、荷物の大きさが(重さ)が決まっている

2、機内に持ち込み出来ないものがある

機内に持ち込み出来るサイズと重さは各航空会社によって微妙に異なります

航空会社別に見ていきましょう。

ANA(全日本空輸)の規定

機体100席以上の場合
3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内
かつ3辺それぞれの長さが(55cm × 40cm × 25cm以内)

機体100席未満の場合
3辺(縦・横・高さ)の和が100cm以内
かつ3辺それぞれの長さが(45cm × 35cm × 20cm以内)

一人10kg以内まで
(身の回り品を含めた総重量)
身の回り品(ハンドバック、カメラ、傘ななど)のほか手荷物一個。

小さなキャリーケースは機内持にち込みが出来ます。以外と知らない人も居るかもしれません。

縦横高さの和が115センチって言われてもーどれくらい?!

内容量としては30~40Lくらいのスーツケースです。
最近は機内持ち込み可能、と書いて売られている物も多いですね。

あまり神経質にならなくても大丈夫です!小さめのスーツケースなら大体持ち込み可能です。
私は何十回も飛行機に乗っていますがスーツケースの寸法をその場で測られてチェックされている人は見た事がありません。大まかで大丈夫です。

個数は、身の回り品(ハンドバック、カメラ、傘ななど)のほか手荷物一個。
と記載されているので実際は身の回り品一個+荷物一個の計二個。
という事だと思います。(書き方がややこしい…)

空港でお買ったお土産なども含めた個数です。

例えば、スーツケースとトートバッグ

リュックとウエストポーチ

など、荷物は2つにまとめましょう。

チェックイン後空港内で買ったお土産も個数に含まれるので免税店でお酒などを大量に買い物する場合は注意が必要です(私も知らなかった)

LCC(格安航空会社)Peachの規定

3辺の和が115cm以内

一人7kg以内

個数は2個
手荷物1個と身の回り品1個まで。

やはりLCCのほうが持ち込める荷物の重さは軽くなっています。

このように航空会社によってルールが違います。
必ず利用する航空会社のホームページで荷物についての規定を確認してから荷造りを始めましょう!

機内持ち込みできない物


危険物
ガス、燃料、火薬、毒性・酸化性物質…
あまり持ち込む事はないと思いますが、危険物とは、殺虫剤、漂白剤、液体バッテリーなどを指します。これらは預け入れ荷物でも持ち込む事ができません。

火薬を使用した物
パーティのクラッカーも火薬とみなされるので持ち込み禁止です。
花火もダメです!現地で調達しましょう。

刃物や尖ったもの・工具
ハサミやナイフ等は機内持ち込み出来ません。
基本的に工具用品は全般持ち込み禁止です。(預け入れ荷物は可)
T字カミソリやまゆ毛用のカミソリは、刃の長さが4cm以下であれば持ち込みは可能です。
ピンセットも先端が尖っているものは凶器とみなされるので持ち込み不可です。

本当にあった話

~その①~
人とオーストラリアに行った時の話し。
友人が持っていたワインオープナーが保安検査で引っかかり没収された事があります。
ナイフなどは付いていないシンプルなワインオープナーでしたが没収されてしまいました…凶器と言われれば凶器になるか…とその時保安検査の厳しさを知りました。
オーストラリアのワイナリー巡りがワインオープナー無しのスタートとなりました。
ワインオープナーは預け入れ荷物なら持ち込めます。

~その②~
これも友人の話し。
ロンドンの空港での事…友人がお土産に買ったソーイングセットの小さなハサミが取り上げられました。
お土産で買った物なのにラッピングを開けさせられ、中のハサミだけ没収。
悲しいですよね…
針は意外にも大丈夫だったのですが、危険だと判断されたらきっと取り上げられていたと思います。
日本では4センチ以下の小さなハサミとソーイングセットは持ち込み可ですが海外では規定が違うのかもしれません。
念のためどんな小さなハサミでもスーツケースに入れておきましょう。

ライター
原則としてライター、マッチ等の着火具は機内持ち込みも預ける入れ荷物にいれるのも禁止とされています。しかし喫煙用のライターのみに限り一人一個まで持ち込み可能です。

スポーツ用品
ゴルフクラブ、野球のバット、スキー板等のスポーツ用品は持ち込み不可です。チェックインの時に預けましょう。サイズによっては追加料金がかかるので確認が必要です。

スプレー缶
化粧品類、医薬品類の一容器あたり0.5L以下のものであれば持ち込み可能です。
引火性ガス、毒性ガスを使用しているものは機内持ち込みも預け入れ手荷物でも持ち込む事は不可です。

☆機内への液体の持ち込みについて☆

気になるところですよね。
特に女性の方、化粧品等の液体類。機内に持って入りたいですよね。

化粧品類は、所定のパッケージ方法に基づいたもののみが持ち込み可能となります。

どういうルールかと言うと…

①あらゆる液体物は100mlまたは100gの容量以下の容器にいれる。

※あらゆる液体物とはジェル状のもの、クリーム状のもの、さらにスプレーも含まれます。

例え中身が50ml、50gであったとしても容器が100mlを超えるものに入れて持ち込むと没収されます!気をつけて下さい!
もう中身はほとんど入ってないんですー!と言ってもダメ。

②それを容量1リットル以下の透明のプラスチック袋に入れる。

サイズは、マチなしの縦横の合計40㎝以内のものに限られます。

③持ち込めるのは一人あたり一袋まで。
保安検査の際にはカバンから取り出して検査員に提示しましょう。

この基準を満たしていなければ没収されますので気をつけてください!
高級な化粧品は使う分だけ、容器に入れて機内へ持ち込みましょう。もちろんこれは機内持ち込みのルールので液体類が完全に旅行には持っていけないという訳ではありません。
スーツケースに入れて預け入れ荷物として持っていけば大丈夫です。

ただ、アルコール類は注意が必要です。それぞれの国によって免税で持ち込めるお酒の量が決まっています。決められた量以上を持ち込む場合は税金を払う事になるの事前に確認しておきましょう。
日本から出発する場合、保安検査後の免税店でお酒を買って飛行機に持ち込むことはできますが、
乗り継ぎをする際に乗り継ぎ地点の保安検査で必ず没収されてしまいます。
免税でお酒を買いたい場合は乗り継ぎ地点の保安検査が終わってから、または目的地の免税店で購入するようにしましょう。

本当にあった話

~その➂~
オーストラリアにバックパックで旅行に行った時、持っていた日焼け止めを没収された事があります。
なぜか入国時の保安検査では大丈夫だったのに帰りの検査で没収されました。
何度も旅行に行ってるのにそれまでクリームが液体と見なされると知らなかったんです!
ちなみに没収されるかなーと思いながら買ったオリーブのオイル漬けもやっぱり一緒に没収されました。(じゃぁ買うなよ)
でもインドネシアのバリ空港で、これまたうっかりは大きな瓶に入ったオイル漬けの食品を手荷物に入れていたんですが、中身をチェックされたものの没収されることなく機内持ち込みできました。
毎回イチかバチかで保安検査を通過してます(笑)

~その④~
ベトナムのダナンに旅行に行った時の話し。
ダナンからホーチミンへ国内線の乗り継ぎをしてシンガポールへ帰る予定だったのですが、
ダナンからのフライトが遅れホーチミンから国際線への乗り継ぎがギリギリなってしまい。もう荷物を預けていたら飛行機に乗れない!帰れない!とゆう状況になり、仕方なく持っていたスーツケース(幸い小さいサイズ)を機内持ち込みにする事にしました…
その時私はワインやらビールやらまぁ色々と液体を持っていたので
『あぁもうこれは全部没収や…』
と諦めていたのですが何のチェックもされず、すんなり飛行機に持ち込む事が出来ました。おい!ベトナムの国際線こんな適当でいいのか!
アジアの保安検査適当です。でも旅の参考にはしないで下さいね。

その他、持ち込み不可の荷物については国土交通省のホームページで確認して下さい。
ホームページはこちら

受託手荷物編


これも航空会社によって規定が大きく異なるので出発前は必ず利用する航空会社のホームページで確認しましょう。

例えば…

ANA国際線の無料で預けられる受託手荷物の規定。

エコノミークラス

3辺(縦・横・高さ)の和が158cm以内

重さ1個あたり23キロの荷物を2個まで

ということは合計46キロまで荷物を預ける事ができますただし一つのスーツケースの重さが23キロを超えないように注意が必要です。

シンガポール航空の無料で預けられる受託手荷物の規定

スタンダードエコノミーの例

アメリカ路線以外→重量制
アメリカ路線→個数制

アメリカ路線以外→重量制

3辺(縦・横・高さ)の和が158cm以内

合計が重さ32キロ以内であれば個数に制限はなし

例えば10キロ10キロ12キロのスーツケース(荷物)を3つ預けても問題はありません。

アメリカ路線→個数制

3辺(縦・横・高さ)の和が158cm以内

重さ1個あたり23キロの荷物を2個まで

このように航空会社で、もまたその中で行き先によっても大きく規定が違うので
必ず調べてからパッキングを始めましょう!

本当にあった話し

~その⑤~
学生時代カナダにホームステイに行った時、帰りの荷物が重量オーバーになり追加料金を払う事に!
さらにその時もうカナダドルがない状態で、その場で払えず、奇跡的に持っていた1万円を
すぐ両替しに行き、日本円で約7000円を払い何とか帰って来る事ができました…
その時はまだ学生で英語もほとんど話せず、しかもクレジットカードも使えない状態。
あの時日本円を持ってなかったらどうなっていたんでしょうか…恐ろしいです。
この重量オーバー事件の原因は確実にお土産のメープルシロップです。
カナダへ行く際、メープルシロップの重さには気をつけましょう。重いです。


まとめ


海外旅行の荷物にまつわるハプニングは本当に多いです!

行きも帰りも荷物についての事件に悩まされる事はあります!
最低限の知識は頭に入れて旅がスムーズに進むように準備しておきましょう。

注意していてもハプニングは起こります。(私のように…)

しかし!それも旅の思い出として楽しみましょう!
荷物が無くなろうがお土産が没収されようが、無事に帰ってきたならその旅は満点です!

でも機内持ち込みできない物を持ち込んだ場合は
法律違反で罰せられるのでくれぐれも気を付けて下さいね!

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