海外旅行保険が本当に必要な理由~備えあれば患いなし!~

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シンガポール在住。普段は人を美しくする仕事をしています。でも自分が美しく健康でいる事、旅をする事、何よりも美味しいものを食べる事を最優先にして、ゆるく楽しい海外生活を送っています。 旅するランナーと呼ばれたいが為に、年に数回旅先でフルマラソンを走る。 走る事はそんなに好きじゃない旅するランナー。 ↓↓もっと詳しい話はWebSiteへ↓↓

海外旅行保険は本当に必要なのか


LCCが普及した今、海外旅行へ行く事は昔と比べてとても身近なものになって来たと思います。

海外旅行に行く際、保険には加入していますか??
言葉も通じない、気候も環境も違う海外!
100%無事になんのトラブルもなく帰って来れると言い切れますか??

普段風邪もひかないし、そこそこ運も強いし、私に限って旅先で事件に合う事なんて絶っっっ対にない!

と根拠の無い自信がある人いませんか?

(はい、それは私です。自信あります。)

楽しい旅行の中にどんな危険が待ち受けているかわかりません。
海外で起こるトラブルには想像以上のお金がかかるんです。知っていますか?知らないでしょう。

(私も知りませんでした、あまり怖がらせないで頂きたい。)

海外旅行に行った人15人に1人が何かしらの保険の補償を受けているそうです。
これを多いと思うか少ないと思うか…

でも考えて下さい。2人で旅行に行った場合…
事故に遭う、または何かのトラブルに巻き込まれる確率は2倍になります。

大家族で旅行に行く場合はどうですか?

大切な家族の1人が怪我をしたり、また飛行機の遅延や欠航で家族みんなが大変な思いをする事も考えられます。その時の費用を想像して下さい…恐ろしいですね。

1人3000円の保険にでも入ってたら…後々大ごとになる事も無かったのに。

なんて。とことん想像しましょう。最悪のケースを。

怖がらせるつもりはありません。
ただ、みなさんに安心して海外旅行に出かけてほしいんです
そしてもしもの時には十分な補償が受けられるように旅行前に保険に入っておいてほしい!
保険に入るのは簡単なんですから!何も難しい事は有りません。

入るのは簡単!出発前ギリギリでも大丈夫です!こちらの記事も合わせてどうぞ…

海外旅行保険とは何が補償されるの?


まず海外旅行保険は何を補償してくれるのか、そこを簡単に説明していきます。

* 疾病・傷害治療

旅行中のケガや病気による治療費を補償します。海外旅行で1番心配なのは事故や怪我ですよね。
そのため疾病・傷害治療補償は海外旅行保険の中で最も重要な補償といえるでしょう。
実際利用率もNo.1です。

* 救援者費用

病気や怪我をした場合に発生した輸送費などを補償します。
旅先で入院してしまった時に親族が駆けつける際の渡航費や滞在費も支払われます。
また医師・看護師を伴うチャーター機による搬送などに対しても保険金が支払われます。
この場合は確実に高額費用が発生するので重要な補償となります。

* 携行品損害

所持品の盗難等を補償します。
海外旅行で盗難にあったという話は聞いた事があるのではないでしょうか。
ただし、置き忘れ、紛失等、こちらに過失がある場合は補償されないことが多く、
支払限度が設けられている場合もあるので確認が必要です。

* 個人賠償責任

誰かにケガをさせてしまった。また誰かの持ち物を破損させた等で賠償請求された時の補償です。
『ホテルのバスタブを壊してしまい1000万円請求された。』
という実例もあるのでこれも必要な補償です。

* 死亡(傷害・疾病)

ケガや病気によって旅行先で死亡した際の補償です。
ただし、本人に重大な過失がある場合や、戦争内乱での死亡。
また元々患っていた病気での死亡は補償されない場合がほとんどなので注意が必要です。

他にも、航空機や事故や不備によって発生したロストバゲージの負担費用をまかなう補償もあります。

身の回り品の代替品の購入費用を補償するものなので、補償額は10万円程度までが一般的です。

海外の医療費の実例


日本の医療費と海外の医療費はどのくらい違うのか見ていきましょう。

日本
救急車の料金       :無料
初診料          :2,820円
病院部屋代      個室:30,000~100,000円
(一日当たり)     ICU:80,000~100,000円
虫垂炎手術の治療費    :60,000円
骨折時の治療費      :20,000円
アメリカ
救急車の料金       :123,000円
初診料          :15,400円~16,400円
病院部屋代      個室:204,900円
(一日当たり)     ICU:1,024,700円
虫垂炎手術の治療費    :3,000,000円
骨折時の治療費      :65,000円
イギリス
救急車の料金       :無料
初診料          :16,200円~27,000円
病院部屋代      個室:135,000~202,500円
(一日当たり)     ICU:405,000円~540,000円
虫垂炎手術の治療費    :945,000円~1,350,000円
骨折時の治療費      :135,000円~202,500円

シンガポール

救急車の料金       :無料
初診料          :6,700円~9,000円
病院部屋代      個室:30,000円
(一日当たり)     ICU:64,800
虫垂炎手術の治療費    :1,110,500円~1,676,600円
骨折時の治療費      :34,300円~53,300円

オーストラリア

救急車の料金       :35,800円+走行加算150円/Km
初診料          :12,000円
病院部屋代      個室:88,000円
(一日当たり)     ICU:320,000円
虫垂炎手術の治療費    :800,000円
骨折時の治療費      :48,000円

カナダ

救急車の料金       :42,300
初診料          :11,200円~12,000円
病院部屋代      個室:297,300円
(一日当たり)     ICU:788,900円
虫垂炎手術の治療費    :812,500円
骨折時の治療費      :79,400円

出典・ジェイアイ傷害火災保険/海外の医療情報

これを見てみると日本の医療費のなんと安い事!!

本当に3割負担でいいんですか?!
もっと払ったほうがいいんじゃないの?!なんて思ってきました。(笑)

救急車が有料な国がほとんどです。
医療費も国によって様々なので、旅行先によって補償内容もしっかり確認して保険を選ぶ方がいいでしょう。

アメリカ旅行中に虫垂炎になっても
我慢して日本まで帰ります!日本で手術します!って言いたくなっちゃいますね(汗)

海外旅行で起こったトラブルの実例


と言ってもまだ保険に入る気になはない人。そこのあなた!

実際に海外旅行でのトラブルはどんなものがあるのか
またその費用はどれくらいなのか?を見ていきましょう。 

実際に発生した事故実例とそれにかかった金額の一例です。

アメリカ
首の後ろの痛みで受診。蜂巣炎と診断され8日間入院。 716万円

アメリカ
カヤックで遊んでいたところ、波にのまれ海底に頭をぶつけ救急車で搬送。脳震盪と診断される。550万円

フランス
腹痛を訴え救急車で搬送。腸閉塞と診断され11日間入院・手術。家族が駆けつける。 511万円

中国
ホテルのドアにぶつかり転倒。大腿骨頚部骨折・くも膜下出血と診断され、36日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。  1,736万円

ニュージーランド 
頭痛を訴え救急車で搬送。脳内出血と診断され43日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。1,483万円

韓国
吐き気と嘔吐のため受診。急性すい炎と診断され11日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 353万円

香港
風邪の症状で受診。その数日後、全身の痛みのため救急車で搬送。敗血症性ショックと診断され19日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。  2,617万円

出典・ジェイアイ傷害火災保険/海外の医療情報


これを見ると国は関係無く
海外で起るトラブルは日本で事故にあうよりもはるかにお金がかかる!!

( 海外では自由診療となるため、治療費は受診する医療機関や治療内容等によって大きく変わってきます。)


海外の医療費は本当に高いんです。
私の住んでいるシンガポールでも医療費は日本の約3倍!
恐ろしくて病院に行けません。

私も健康には気をつけて、極力病院のお世話にならないように頑張っています。
日本にいた時は大した事でなくてもすぐ病院に行ってました(笑)

これは私の友達が本当に経験した話しなんですが…
小さなかすり傷が炎症を起こし、高熱が出るまでに悪化してしまったそうで、病院に行くと
そのまま3日間の入院。しかも個室しか空いておらず
選択の余地なくプライベートホスピタルの1人部屋に3間泊まる事に!

結果、お会計は100万円!

幸い私の友達は会社が入ってくれていた医療保険で全額補償され、100万円を払う事はなかったそうですが…。

海外で怪我をしたり病気になった場合どれくらいの医療費がかかるのか想像もつきませんよね。
言葉も通じない異国の地で、

「私立病院は高いので公立の病院へ運んで下さい!」

「個室は高いので相部屋でお願いします!」

なんて言えませんよね、言える状況じゃないですよね。
(救急車で病院に搬送となると外国人はほとんどの場合が私立病院に運ばれます)

そう、もしもの時の為に海外旅行保険は大切なんです。
事故が起こってからでは遅いんです。

実際にリョウタさんが体験したお話しをぜひ読んで下さい。
そして心に刻んで下さい。
海外旅行保険の補償が支払われるまでが詳しく説明されています。

まとめ

海外旅行保険は旅先で起る怪我や病気の補償だけでなく
物を壊した場合の賠償や盗難など海外旅行で起こり得る全てのトラブルの補償がされています。
何かの不注意で人を傷つけてしまう可能性もゼロではありません。
そんなときに助けてくれるのは保険だけなんです。

もちろん入る保険の種類や金額によって補償額は変わってくるので確認が必要です。

海外の医療費は日本の比にならないくらい高額!簡単に払える金額ではありません。

日本の医療費とは全く別物と考えておく方がいいでしょう。

稀なケースかも知れませんが海外で入院した場合、日本から親族が駆けつける事態になる事もあり得ます。
その時も自分が保険に入っているだけで家族の旅費、滞在費も支払われるので安心です。

海外旅行は本当に何があるか分かりません。

たかが数千円の保険を節約して旅行に出かけ、旅先で怪我をして1000万円払うことになった。
なんてもう人生終わりです…

そんな事にならない為にも海外旅行保険には必ず入りましょう。

備えあれば憂いなし!

でも事故に遭うかも知れないから海外旅行に行けない!なんて思わないで下さい。
海外旅行でトラブルに遭う確率は3〜4%です。

心配せずに出かけて大丈夫!

でももしその3〜4%に入ってしまった場合でも、後で大変な思いをしないように保険には入って出発する事をおすすめします。

怖がらずに海外旅行に出かけて下さい。でもちょっとの不安と備えは必要です。
安心安全な旅になる事を祈っています!

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